講演者 | Vaughan C.Turekian 氏(米国科学振興協会科学外交センター長、AAAS発行専門誌「科学と外交」編集長)、 Tom C. Wang氏(同 副センター長) |
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日時 | 2013年06月27日(木) 15:00〜17:00 |
場所 | 東京大学本郷キャンパス 経済学研究科 学術交流棟(小島ホール)2階コンファレンスルーム (アクセス) |
主催 | 政策研究大学院大学科学技術イノベーション政策プログラム(GIST) 東京大学科学技術イノベーション政策の科学(STIG)教育研究ユニット |
言語 | 英語 |
資料 | 発表資料 (11M) |
気候変動や感染症、水資源等、科学技術が関連する地球規模の課題の重要性は高まっています。一方で、研究開発の グローバル化や宇宙開発や大規模物理実験施設等の国際研究開発プロジェクトの大規模化に伴い、多国間での連携・ 協調は益々求められるようになっています。また、国際的な摩擦や対立を越えるソフトパワーの一つとして科学を位置 づけるような試みも行われています。このような背景の下、世界各国では科学技術と外交を結びつける取組を進めて います。本セミナーでは、世界最大の学術団体である米国科学振興協会(AAAS)の Vaughan C. Turekian 氏(科学外交 センター長 兼 AAAS発行専門誌「科学と外交」編集長)及び Tom C. Wang氏(同副センター長)を講師に迎え、科学技術 と外交が結びついた「科学技術外交」とはどのようなものか、また米国及びAAASにおける科学技術外交の取組について 講演いただく予定です。 ※本セミナーは東京大学科学技術イノベーション政策の科学(STIG)教育研究ユニットとの共催イベント(Policy Platform Seminar (PoPセミナー))として開催します。
Vaughan C.Turekian氏
ヴァージニア大学にて博士号(大気化学)取得後、米国科学アカデミーズ調査ディレクター、国務省地球規模課題担当次官特別補佐官等を経て現職。Chief International OfficerとしてAAASの国際活動を統括するとともに、AAAS発刊の雑誌「科学と外交(Science & Diplomacy)」の編集長も兼任。
Tom C. Wang氏
マサチューセッツ工科大学にて博士号(化学工学)を取得後、ポリマー系ナノコンポジット素材のエキスパートとしてジョンソン・エンド・ジョンソンやヒューレット・パッカードにて研究・設計に従事。その後、米国国務省東アジア・太平洋局の科学技術政策アドバイザー及びAAAS Diplomacy Fellow等を経て現職。東アジアのパンデミックインフルエンザに対処するための外交戦略への貢献が評価され、国務省特別栄誉賞を受賞した経験を持つ。