本プログラムでは、科学的なアプローチを用い、科学技術イノベーション政策や戦略の企画・立案、実行、評価、修正を行うことができる人材の育成を目指しています。このような人材に求められる高度な政策研究能力と、政策や戦略の企画・実践力を有し、そのために必要となる複数のディシプリンを修得するとともに、社会科学諸分野における分析能力、高等教育での教授能力、高度の外国語能力を身につけた、行政官、実務者、研究者等を養成することを目指しています。
本プログラムは、原則として、既に修士の学位を持ち、政策に関わる行政官・実務家、もしくは当該分野における研究・教育職の志望者を受け入れます。カリキュラムは、最初の1年間は社会科学関連の理論や分析手法を身につけるための集中的なコースワークを通じて単位を修得します。2年目以降はゼミなどへの出席が中心でパートタイム修学が可能です。尚、2020年度からは、夜間・土曜日に授業科目を開講しますので、1年目から業務と並行したパートタイム修学が可能となります。また4月入学に加えて10月入学にも対応します。学位は、行政官等の実務家向け学位[博士(政策研究), Doctor of Policy Studies]、または研究者向け学位[博士(公共政策分析), Ph.D. in Public Policy]の2種類を用意し、志望者の希望や特性に応じた論文執筆指導を行います。
募集要項はこちらの博士課程「2020年度 安全保障・国際問題プログラム(Security and International Studies Program)/科学技術イノベーション政策プログラム(Science, Technology and Innovation Policy Program)」をご覧ください。