| 講演者 | 森川 正之 氏(独立行政法人経済産業研究所(RIETI)理事・副所長) |
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| 日時 | 2014年4月15日(火)18:00〜20:00 |
| 場所 | 政策研究大学院大学 4階 研究会室4A 東京都港区六本木7-22-1)(アクセス) |
| 主催 | 政策研究大学院大学科学技術イノベーション政策プログラム(GIST) |
| 言語 | 日本語 |
| 資料 | 発表資料(2.6M) |
サービス産業は先進国経済において圧倒的なシェアを占めており、その生産性向上は経済全体の成長力を高めるカギとなっている。しかし、サービス産業を対象 とした生産性分析は日本だけでなく海外主要国でも遅れており、その実態は十分解明されていない。特に、近年の経済学では「企業の異質性」が強調されてお り、産業集計レベルの平均値を観察するだけでなく、企業・事業所のミクロデータを用いた分析が不可欠になっている。 こうした中、講師が行ってきた企業・事業所データを用いた実証研究の結果を中心に、サービス産業の生産性の実態、生産性を規定する諸要因、生産性向上の ための課題を報告する。「サービス産業の生産性は低い」という通念には議論の余地があること、都市計画・労働市場制度・企業法制といった基幹的な経済制 度・政策がサービス産業の生産性に大きな関わりを持つことなどを指摘する。
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