講演者 | 高橋 真理子氏(朝日新聞編集委員) |
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日時 | 2013年1月30日 13:00-17:00 |
場所 | 政策研究大学院大学 会議室1A |
主催 | 政策研究大学院大学科学技術イノベーション政策プログラム(GIST) |
言語 | 日本語 |
参加費 | 無料(事前登録制) |
資料 | 発表資料(1.0M) |
科学報道のありようは大きく変わってきている。本講演では、科学技術政策についての報道を取り上げる。20世紀のそれは、片隅に追いやられている存在だったが、21世紀に入ってから大型記事が増えた。省庁再編を大きなきっかけとして報道態勢も様変わりし、より深い取材をめざすようになったからだろう。政府とそれを報道する側は、共進化する間柄ともいえる。科学技術政策報道の移り変わりから、日本社会における科学技術政策の役割変化が見えてくる。一方で、科学と社会の関係については20年前から一向に変わらない面もある。朝日新聞が展開するWEB言論媒体「WEBRONZA」に演者が書いている記事なども紹介しながら、科学技術イノベーション政策報道のこれまでとこれからについて考えたい。