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GISTセミナ−

第77回 GISTセミナー"How to manage natural resource income to enhance knowledge base? - Experiences from four Latin American countries"

第77回 GISTセミナー
講演者 飯塚倫子氏 国連大学マーストリヒト技術革新・経済社会研究所(UNU-MERIT)リサーチフェロー
日時 2016年7月22日(金) 16:00~18:00 (15時40分受付開始)
場所 政策研究大学院大学 4階 研究会室4F
(東京都港区六本木7-22-1)(アクセス
主催 政策研究大学院大学科学技術イノベーション政策プログラム(GIST)
言語 英語
参加費 無料(事前登録制)
資料 発表資料

概要

長い間、天然資源、特に再生不可能資源(鉱業など)は発展のためには「のろい」のように受け取られてきた。しかしながら、今日存在する実証的で規範的なエビデンスによると、良好な制度と健全な政策があれば、天然資源は発展のための原動力となる、とされている。 ラテン・アメリカ諸国、特に天然資源に恵まれた国々は1990年代、2000年代の資源ブームにより経済的に繁栄を極めた。しかし、そのブームの中、経済構造が製造業から離れ、資源に頼るようになった。2000年代、ラテン・アメリカでは重要な政策シフトがあり、関心は知識集約活動に移り、さらなる構造変化をもたらした。結果として、2000年代に、天然資源豊富な国々(チリ、コロンビア、ボリビア、ペルー)は天然資源から得た収入を科学、技術、研究、イノベーションに投資するメカニズムを作った。 このような試みは今も続いているが、そのインパクトはまだ限りがあるとされている。このセミナーでは、文献レビューに基づいて作られた一連のデザイン基準を用いて、現存するケースを比較しながら、このような試みを紹介する。セミナーでは比較分析の結果を踏まえ、提案できるメカニズムを実現するための政策提案をする。

講演者略歴

Michiko Iizuka is a policy specialist in the fields of development, innovation sustainability, natural resources and agriculture in developing and emerging countries. Since 2008, she has worked as a Research fellow at the United Nations University Maastricht Economic and Social Research and Training Center for Innovation and Technology (UNU-MERIT). She has DPhil in Science and Technology Policy from SPRU and MPhil in Development Studies from IDS, both at University of Sussex. Prior to working at UNU-MERIT, she worked as a researcher at International Development Center of Japan and United Nations Economic Commission for Latin America and Caribbean.

参加申し込み・お問い合わせ

参加をご希望の方は、7月22日(金)10:00までに登録フォームからお申込ください。
登録フォームからお申込いただけない場合は、下記内容を明記の上、gist-mlgrips.ac.jp宛てにメールにてお申し込みください。
1.お名前、2.ふりがな、3.ご所属、4.お役職、5.ご連絡先(E-mail)
※1、3、5は必須です。

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