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GISTセミナ−

第93回 GISTセミナー " Scientific and technological competences: A close bond leading to technological diversification?"

第93回 GISTセミナー
講演者 パブロ・カタラン コンセプシオン大学准教授
日時 7月6日(金) 18:00-19:30
場所 政策研究大学院大学 1F 1A会議室
主催 政策研究大学院大学 科学技術イノベーション政策プログラム
言語 英語(通訳なし)

概要

経済成長の推進力として多様化が注目を集めています。研究開発を進めていく上でも多様性の確保が大きな役割を果たすことが指摘されてきました。近年では国にある様々な資源によって新産業の創出がいかに左右されるのか、モデル化した研究が進められています。研究の内容も、特定の製品と製造国が持つ科学技術力との関係に加え、国レベルの流通の問題など時間的・空間的ダイナミクスも検討されるようになってきました。

今回のセミナーでは、国や地域の科学技術力が工業・産業競争力の向上にどのように影響を及ぼすのか、モデル化して検討した例をご紹介します。ご紹介する研究では1988年から2015年にかけて、195ヶ国に跨る論文や特許情報を分析しています。その結果、新技術と科学技術研究が密接に関係している国では技術が多様化する可能性が高いことが分かりました。その他、経済発展が技術の多様化にどのような影響を与えているのか、どのようなポートフォリオを持つ国は技術が多様化する可能性が高いのか、現時点での仮説をご説明します。

講演者略歴

パブロ・カタラン博士
チリ・コンセプシオン大学経営工学部准教授。The Center of Innovation Systems Studies (CIS2)のディレクターも兼任。The Center of Technological Manufacturing Extension (CETMA) をはじめ、様々な研究所、研究プロジェクトの立ち上げに携わる。ジョージア工科大学にて公共政策分野でPhDを取得後、ジョージア工科大 The Technology Policy Assessment Center (TPAC)助教として勤務。その後コスタリカ、メキシコ、南アフリカ等の研究機関でキャリアを重ねる。 イノベーションとアントレプレナーシップのエコシステムや、科学技術・産業政策、イノベーション関連政策が専門。

◆当日の発表資料は以下よりご覧いただけます。

Dr. Pablo Catalán,(Associate Professor, Industrial Engineering Department, University of Concepcion, Chile) 資料

参加申し込み・お問い合わせ

参加をご希望の方は、7月6日(金)正午までに登録フォームからお申込ください。 登録フォームからお申込いただけない場合は、下記内容を明記の上、gist-mlgrips.ac.jp宛てにメールにてお申し込みください。 1.お名前、2.ふりがな、3.ご所属、4.お役職、5.ご連絡先(E-mail) ※1、3、5は必須です。
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