講演者 | 一般社団法人コード・フォー・ジャパン 代表理事 関 治之氏 |
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日時 | 2023年7月5日(水)18時30分~20時00分 (開場 18時00分) |
場所 | 政策研究大学院大学(GRIPS) 5階, 講義室M(Access ) |
主催 | GRIPS 科学技術イノベーション政策プログラム(GIST) |
言語 | 日本語 |
参加費 | 無料(事前登録制) |
概要:
政府の透明性と責任性を高めることは、現代社会においてますます重要な課題となっており、オープンガバメントという概念が注目されている。オープンガバメントは、変化が早く、多様な価値観を持つ現代社会において必要な概念であり、政府の活動をより透明にし、市民参加を促進することを目的としている。
この講義では、オープンガバメントの重要性について詳しく解説するとともに、シビックテック活動に焦点を当て、オープンデータやオープンソースの活用事例を紹介する。シビックテックとは、市民がテクノロジーを活用して社会課題を解決することを目的とした取り組みであり、Code for Japanなどの活動が代表的である。これらの活動によって、政府が保有するデータをオープン化し、市民が活用できるようにすることで、市民の生活の質が向上することが期待される。
また、本講義では、市民参加型の政策形成であるe-Participationについても紹介する。e-Participationとは、市民が政策の立案や意思決定に参加できる仕組みのことであり、政府の透明性と市民参加の促進につながると考えられている。具体的には、e-Petitionやe-Consultationなどがあり、これらの仕組みによって市民が政府に対して意見を表明することができるようになる。