講演者 | Prof. Ramon Pacheco Pardo Professor of International Relations at King’s College London Dr. Robyn Klingler-Vidra Reader in Political Economy & Entrepreneurship, at King’s Business School, King’s College London |
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日時 | 2025年(令和7年) 4月18日(金) 13時30分-14時30分 |
場所 | 政策研究大学院大学 4階, 研究会室 4A (対面/オンライン開催) 東京都港区六本木 7-22-1(アクセス) |
主催 | 政策研究大学院大学 科学技術イノベーション政策プログラム(GIST) |
資料 | チラシ |
<概要>
ここ数十年、東アジア諸国の政府は、高成長の技術志向の振興企業、すなわちスタートアップに対する支援を拡大してきた。しかし、そうしたイニシアティブは、大企業に対する挑戦者としての振興企業の成長のためにとられているとは限らない。むしろ、振興企業に、大企業間の競争のブースターとして機能することを可能にしている。つまり振興企業は、大企業にとっては、破壊者でもあり資源でもある。Klingler-Vidra とPacheco Pardoは、日本、韓国、台湾そして中国におけるスタートアップ中心政策の進展を調査することで、この二重の役割を実証している。彼らは、その地域で、スタートアップ資本主義と呼ばれるもの―すなわち、スタートアップが雇用、イノベーションそして成長に
貢献する一つの経済的政治的システム―が、複数の形態を取りうることを示す。そして、実証的な
詳細を豊富に用いて、いかに、そしてなぜ振興企業が、大企業とともに―あるいは大企業のために―国の技術力をけん引するようになるのかを明らかにしている。彼らの新刊『スタートアップ資本主義』では、現代の東アジア諸国経済における振興企業の位置について調査されている。
<モデレーター>
飯塚倫子 政策研究大学院大学教授
<備考 >・本セミナーは対面/オンラインのハイブリッド形式で行います。
・対面参加をご希望の場合、席に限りがあるため、先着20名様までとなります。
20名を超えた場合は、オンライン参加をお願いする場合もございます。
・ZoomのURLは、前日までにメールでお知らせします。
<申し込み> 次の登録フォームから4月16日(水)17時までにお申し込みください
https://forms.gle/hdnAzdu2Q44fDw7N7
<セミナー資料>
"Startup Capitalism:New Approaches to Innovation Strategies in East Asia"