日時 | 2013年03月14日(木) 13:00〜17:00 |
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場所 | 政策研究大学院大学 1階 会議室1A・1B |
主催 | 政策研究大学院大学科学技術イノベーション政策プログラム(GIST) |
言語 | 日本語・英語(同時通訳あり) |
産学連携は国のイノベーション・システムにおいて、疑いもなく最も重要な要素の一つであり、その実態の把握と理解は推進策を考えるうえで欠かすことのできないテーマである。我々は、産学連携を「アカデミアと産業界相互間の広い意味での知識移転」という側面から捉え、エビデンスに基づく政策へのインプリケーションを考えていきたい。本来、産学間の知識移転は様々な形態をとっていると考えられるが、これまでの分析はデータの入手可能性の制約から論文や特許、ライセンス等に極めて偏ってきた。しかし一方、これらの既存指標が映すのは全体像のごく一部でしかなく、そのような限られた情報のみに依拠して政策を立案し評価することは常に危険性をはらんでいる。我々は、知識移転に関する様々なモード(共同研究や委託研究、共著や共同発明等の共同作業、ライセンシング、コード化された知識を媒介とする学習、学会等の公開会合、コンサルテーションのようなクローズドな対話、コンソーシアムや委員会、指導学生の就職やインターン、客員研究員の受入、マテリアルへの体化、業務委託・調達、教員人事交流、など)に光を当て、産学連携の全体像を把握するような研究をスタートさせる予定である。本シンポジウムは、そのための試行の一部と位置づけられる。
時間 | セッション |
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13:00-13:05 |
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13:05-15:20 | |
15:20-15:40 |
休憩(20分) |
15:40-17:00 |
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17:00 |
閉会 |